あらためて、学校へ行かないということ。
久々に「学校へ行かないこと」について母という立場書いてみたくなりました。
そして、このブログは「 子どもが学校へ行くのが当たり前と思ってたお母さん向け」です。
「学校へ行かないって何?」
うちの子どもが学校へ行かなくなってから、4人トータルすると23年分。中々凄い。その間の気づきでもあります。
「学校へ行かない」…文部省で定められてる長期欠席の規定は年度間で連続または継続して30日以上欠席した児童生徒数。
そのうち、病欠、経済的理由と並んで不登校という項目があります。
不登校って、何でしょうね?
(不登校って言葉登校するのが当たり前という気がしてあまり好きではないです。「当たり前ができてないダメな子なんだ」と云うニュアンスを私は受け取ってしまいます。)
もし、あなたの子が学校へ行かない選択をしたら、あなたは何を感じますか?
何を思いますか?
子供に対して、どうコミュニケーションとりますか?
学校に対して、先生に対して、どう関わりますか?
自分の子どもが学校へ入る前に、そんな事を考える人ってほとんどいないような気がします。
「こんな気持ちになるかも。」
私もそうでした。
7歳になる年に学校へ行く。当たり前でした。
学校へ行くことの準備はできるけど、
学校へ行かなくなることの準備はできてないんですよね。
その当たり前と思われることができなくなった時に「問題」として認識されます。
社会のモデルとされてる、大半の人がするだろうことから出てしまった時に「問題がある」ととらえてしまう。
そういう教育を受けてきたから。
そして、その「問題がある」と思った時に、人はその問題を解決しようとします。
まずはこの現象を何とかしよう。
そのためにどうしたらいい?
子どもと話す?
先生と話す?
学校で何かあった?
原因は何?
まずは子どもの思うように休ませた方がいい?
それとも少しでも登校をうながした方がいい?
このまま行かなくなったらどうしよう?
…考えのループに入り込み、あれやこれややってみるけど、やればやるほど深みにはまってく。
不安がつのる。
イライラもつのる。
母として何か足りなかった?
もっとできることあったのだろうか?
私の育て方がいけなかった?
何も気づいてあげられなかったから?
…自分をせめるループにもはまる。
こんな思いをしてるのは私1人。
誰も私の気持ちなんてわかってくれない。
学校の話しにも入れない。
…回りとの相対比較でさらに苦しくなる。
と、書いてるだけで苦しくなってきました(笑)
これは私が感じてきた事一部で、人によって感じることは様々だとすれば思います。
けれど、学校へ行くのは当たり前と思ってるお母さんが初めから子どもが学校へ行かなくなったこと「良かったね」とは思えないのではないでしょうか?
「本当に解決したいこと」
学校へ行かなくなる理由は様々だと思いますが、母としての不安は大きいですよね。
だから、本当は自分の抱くその不安をまずは一番に解決したいんですよね。
けれど、学校へ行かない事を問題と思ってるうちは何の解決もできないんです。
解決するのは実は凄いシンプルな事なのですけど、人がつくりだす考えは強烈でどんどん複雑化させてしまうんですね。
その、解決策方法とは…。
また次回お伝えしますね。